ストリートダンサーの活動で大切な要素である「ダンスチーム」。チームを率いてコンテストに挑む厳しさやつらさ、チーム作りの心構えについて、一大ダンスコンテスト「DANCE@PIECE」で昨年末に優勝に輝いた「アルブムアートルム」のMIZUEさんに話を聞いた。その内容は、今からダンスチームを組む人々にとって、金言といえそうだ。
生徒への恩返し兼ねて
「このチーム(アルブムアートルム)は、私の下でずっと頑張ってきてくれていた生徒で結成しました。全員がそれまでチームを持っておらず、それぞれが『そろそろ、もう一段階成長できるのでは』と思っていました。ちょうど、みんな将来について少し悩んでいる時期だったし、私も何か新しいことをやりたいと思っていました」
「(チームの結成は)そうしたタイミングが重なったものでした。私にとっても生徒への恩返しを兼ねたチャレンジで、自分たちのやりたいことをやって優勝して、新しい世界を切り開きたいというのがきっかけでした」