サイトマップ RSS

暗闇に浮かび上がる時間や記憶 大巻伸嗣「くろい家」 (1/3ページ)

2016.2.15 11:00

1階から見上げると、屋根裏の暗闇から、光る白い球がゆっくり落ちてくる=2016年2月1日、東京都足立区(原圭介撮影)

1階から見上げると、屋根裏の暗闇から、光る白い球がゆっくり落ちてくる=2016年2月1日、東京都足立区(原圭介撮影)【拡大】

  • 光る白い球は1階の床に落ち、煙(水蒸気?)とともに消えた=2016年2月1日、東京都足立区(原圭介撮影)
  • 「くろい家」は狭い路地の奥に、ひっそりと建っていた=2016年2月1日、東京都足立区(原圭介撮影)

 【アートクルーズ】

 時の「うつろい」や「揺らぎ」を感じさせようという現代アーティスト、大巻伸嗣のインスタレーション「くろい家」が、東京都足立区の空き家で展開されている。「時間」という普通は目に見えないものを見ようとする試みは、「宇宙」や「あの世」「生命の誕生と消滅」とつながろうとする努力にも思えてくる。

 かつては店や工場

 「くろい家」は、足立区内のコミュニティー形成を目指すプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」の事業の一環として行われている。

 インスタレーションが行われている空き家は、JR北千住駅から歩いて約10分。繁華街を過ぎた、静かな住宅地の公園のそばにある。とはいっても最初、どこから入っていいのか分からない。案内図を頼りに、やっと1人が通れるような狭い路地に入ると、真っ黒にすすけたような家が現れた。玄関に「千都世」の小さな看板(表札)がかかり、小さなかさのついた電球がともっている。

 この家は10年以上も前から空き家になっているが、かつては鉄工所や釣り堀、居酒屋などとして利用されていた。一時は2階に工員が暮らしていたり、何度か改築もされたらしい。

見えないものに形与え

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ