サイトマップ RSS

フィリピン・ルソン島 断崖にひつぎ 山岳民族の懸棺葬 (1/3ページ)

2016.2.17 13:30

サガダのエコーバレーでつるされたハンギングコフィン。地中に埋葬するのではなく、より天国に近い空中に死体を安置するという葬法は、独特の死生観に基づくものだ=2015年12月4日、フィリピン(今井竜也さん撮影)

サガダのエコーバレーでつるされたハンギングコフィン。地中に埋葬するのではなく、より天国に近い空中に死体を安置するという葬法は、独特の死生観に基づくものだ=2015年12月4日、フィリピン(今井竜也さん撮影)【拡大】

  • 「コルディリェーラの棚田群」としてユネスコの世界文化遺産に登録されているバナウェの棚田。地域一帯の世界最大級の棚田は「天国への階段」とも称され、山岳民族が稲作を営むため、2000年以上前から開墾したものだ=2015年12月7日、フィリピン(今井竜也さん撮影)
  • サガダの教会のイエス・キリスト像=2015年12月4日、フィリピン(今井竜也さん撮影)
  • サガダのエコーバレーで見かけた“石積み仏”風のモニュメント。文化の融合を感じさせられた=2015年12月4日、フィリピン(今井竜也さん撮影)
  • サガダのスゴン洞窟の外にも、ハンギングコフィンがあった=2015年12月6日、フィリピン(今井竜也さん撮影)
  • サガダのルミアン洞窟の入り口に積み上げられた木棺の数々=2015年12月4日、フィリピン(今井竜也さん撮影)
  • サガダの中心街。標高約1500メートルの小さな町は、観光地、避暑地として開発が進められている=2015年12月5日、フィリピン(今井竜也さん撮影)
  • フィリピン・サガダ

 日本から4時間ほどのフライトで行ける国、フィリピン。リゾート地として有名なセブ島、首都マニラがあるルソン島をはじめ大小7000を超える島々からなるこの国は、過去にスペインや米国に植民地支配された歴史を持ち、欧米的なものを受容する一方で、古来からの独自文化や風習も守り、受け継いできた。

 ルソン島北部の山岳地帯に位置するサガダには、死者を木棺に入れて断崖につるすという世界的にも珍しい埋葬方法「ハンギングコフィン(懸棺葬)」の風習があると聞き、訪ねてみた。

 マニラからバスでルソン島北部へ向かい、6時間ほど揺られるとコルディリェーラ(スペイン語で「山脈」の意味)地方の中心都市、バギオに入る。ここでバスを乗り継ぎ、さらに北へ約100キロ、山間に広がる棚田や段々畑を見ながら進むこと7時間で目指すサガダに着いた。

 サガダは標高約1500メートル、人口1300人ほどの小さな町だが、12月から夏ごろまでは、フィリピン人や欧米人の観光客でにぎわう。彼らの目的は、この町に居住する山岳民族、イゴロット(タガログ語で「山の民」の意味)族の奇妙な葬法、ハンギングコフィンを見ることだ。

時を経ても変わらぬ死者への尊敬

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ