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【川崎老人ホーム殺人】夜勤月12回…「夢でナースコール」 容疑者「静かにせず、いらだち」 (1/4ページ)

2016.2.18 08:00

今井隼人容疑者の自宅に家宅捜索に入る神奈川県警の捜査員=2016年2月17日午前9時ごろ、神奈川県横浜市神奈川区(共同)

今井隼人容疑者の自宅に家宅捜索に入る神奈川県警の捜査員=2016年2月17日午前9時ごろ、神奈川県横浜市神奈川区(共同)【拡大】

  • 介護施設のひと月あたりの夜勤状況と体制。※2015年の日本医療労働組合連合会による調査。2交代制施設のケース

 川崎市の介護付き有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で入所者の男女3人が転落死した事件で、丑沢(うしざわ)民雄さん=当時(87)=を殺害したとして殺人容疑で逮捕された元職員の今井隼人容疑者(23)が、「静かにせず、いらだっていた」という趣旨の供述をしていることが17日、捜査関係者への取材で分かった。神奈川県警幸署捜査本部は、仕事でストレスを抱えていた今井容疑者が、暴れるなどの行動をきっかけに犯行に及んだとみて、動機の解明を進める。

 捜査関係者によると、今井容疑者は丑沢さんについて、静かにしなかったことのほか、動き回る行動もみられたことなどから「手間がかかった」と話しているという。夜勤など業務への不満も口にするなど、日常的にストレスを感じていたことを供述している。

 今井容疑者は犯行時、丑沢さんとベランダで2人きりでおり、抱きかかえた上で投げ落としていたことも判明。落とした後は転落の第1発見者として上司に連絡していたほか、救命作業にも当たっていた。

 今井容疑者は他に転落死した女性2人についても関与を認めているが、3人目の女性=当時(96)=の転落でも最初に上司に報告し、消防にも連絡していた。今井容疑者はこれまでの調べに「申し訳ない」と供述しているという。

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