CNNテレビによると、共和党は100%集計段階で、トランプ氏の得票率が32.5%。主流派のマルコ・ルビオ上院議員(44)が22.5%、反主流派のテッド・クルーズ上院議員(45)が22.3%と続いた。7.8%の4位に沈んだブッシュ氏の脱落を受け、ルビオ氏は主流派を糾合する存在になる可能性がある。
1980年以降、サウスカロライナを制した共和党候補はほとんどが党候補指名を勝ち取っている。トランプ氏は23日のネバダ州党員集会でも優位とみられている。
民主党は96%集計段階でクリントン氏が52.7%、サンダース氏が47.2%。クリントン氏は2勝1敗となり、選挙戦を立て直しつつある。27日に第4戦の予備選があるサウスカロライナは黒人が多く、マイノリティーからの支持が厚いとされるクリントン氏は有利とみられている。