サイトマップ RSS

“冬を旅する”カナダ・オンタリオ州 長い寒さ、スケートで乗り切れ (1/4ページ)

2016.2.22 10:00

大都会トロントの中心地にある屋外アイススケート場「Nathan_Phillips_Square(ネイサン・フィリップス・スクエア)」=2016年1月31日、カナダ・オンタリオ州トロント(佐藤良一さん撮影)

大都会トロントの中心地にある屋外アイススケート場「Nathan_Phillips_Square(ネイサン・フィリップス・スクエア)」=2016年1月31日、カナダ・オンタリオ州トロント(佐藤良一さん撮影)【拡大】

  • 雪深い森に張り巡らされた世界一のスノーモービル専用トレイル=2016年1月29日、カナダ・マスコーカ地方(佐藤良一さん撮影)
  • 大小1600の湖、全てが凍り付く冬のマスコーカ地方=2016年1月30日、カナダ(佐藤良一さん撮影)
  • トレイル上にあるスノーモービルでアクセスできるレストラン=2016年1月30日、カナダ(佐藤良一さん撮影)
  • スノーモービル・ライダー御用達のレストランは情報交換の場=2016年1月30日、カナダ・オンタリオ州(佐藤良一さん撮影)
  • 幼い頃からスノーモービルに慣れ親しむ地元の子供。公道やトレイル内は年齢制限があるが、私有地は制限なし=2016年1月30日、カナダ・オンタリオ州(佐藤良一さん撮影)
  • カナダ・オンタリオ州トロント

 午後4時、西の空に太陽が沈む時間を迎えても外気温は依然プラス表示だ。世界的に温暖な冬とされる今年、カナダ南東部に位置するトロントも、その例に漏れていないようだ。

 例年、林立するビル群は雪に覆われ、昼夜を通してプラスに転じることのない凛(りん)とした空気感こそ、冬のトロントらしさであるというが、今年は雪どころか、日中は春を思わせる太陽の暖かみに半袖で街を歩く人さえ見かける。

 そんなトロントにも、いつもの冬と変わらない風物詩がある。市庁舎前の屋外アイススケート場「Nathan Phillips Square(ネイサン・フィリップス・スクエア)」だ。毎年11月末から3月中旬まで、無料で開放されるスケートリンクだが、仕事帰りに一滑り、また友人同士のコミュニティーの場として多くの市民が集う。市内にはそんな屋外リンクが50以上も存在するというから、スケート愛は尋常ではない。

 トロントに住んで20年がたつという取材コーディネーターを務める中村滋氏(55)はこう話す。

日本の花見の風習と同じように…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ