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【Beat ニッポン】けがれなき神聖なる白 伊勢神宮 (1/5ページ)

2016.3.4 14:00

勾玉形の鈴守。ふんわりした触感がかわいらしい=2016年2月26日(丸若裕俊さん撮影)

勾玉形の鈴守。ふんわりした触感がかわいらしい=2016年2月26日(丸若裕俊さん撮影)【拡大】

  • 株式会社「丸若屋」代表、丸若裕俊(まるわか・ひろとし)さん(本人提供)

 伊勢神宮は、僕にとって少し特別な場所だ。無理やりでも時間を作って、年に数回は訪れる。お社と森と川が一体となった神宮の空間を歩くうちに、五感がチューニングされ始める。「美しいというのはこういうことだった」と思い出し、自分でも気づいていなかったブレが修正される。先日訪れた際に、外宮で売っていた鈴守が目についた。勾玉(まがたま)形のフォルムがかわいらしく、さわるとふんわりと柔らかい。白、朱色、紫色があったが、迷わず白を手に取った。

 遷宮の「お白石持ち」

 白という色は、けがれのない神聖な色であり、飾らない質素な色である。しかし光を反射して輝く色でもある。鈴守を手にしながら思い出す僕の「白」は、正殿のある御敷地(みしきち)に敷きつめられたお白石(しらいし)であり、真新しい正殿の、日の光に輝く檜の肌だ。

 お白石は20年に一度行われる遷宮の際に新しい石と入れ替えられ、新しい石を運び入れるのは地元の人々を中心とした奉献団の務めとされている。これは「お白石持ち行事」と呼ばれ、行事そのものが無形文化財に指定されている。ふだんは入ることのできない伊勢神宮の正殿を間近に見ることのできる唯一の機会であり、毎回、参加希望者が後を絶たない。

20年ごとに再生される意味

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