笑いになると分かって一発でブサイクと言うんです! そんな返しをした娘をうれしそうに見ている上田さん。凄(すご)い一家だと思いました。
他にもレストランでペーパーチキン(鶏を紙で包んで焼いた料理)をみんなで食べているとき、紙を剥がして食べるものとは知らず、僕は紙ごと食べてしまいました。すると、娘さんが「ちょっとヤギ嶋さん」と弄(いじ)ってきます。
僕がコップを倒してズボンに水をこぼしてしまったときは「ビチョ嶋さん」。僕がJAPANのスペルを勘違いして「JAPPANじゃないっけ?」と言うと、「ジャパ嶋さん」と弄ってきます。
芸人として将来有望
一番びっくりしたのは子育ての話を聞いたときです。上田晋也という日本一のMCがいるのに、娘さんは「私がお父さんに初めてなついたときの話ね。お父さん、あの話ね」と話を振るんです! 僕は場を回す小3を初めて見ました。空気を読んでボケたり乗ったりもできるし、変顔もできるし、相当な芸人さんになってもおかしくないと本気で思いました。