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15年贈り続けた1080冊の先達文庫 イシス編集学校の師範代たちに、ぼくが贈ってきた文庫本 松岡正剛 (1/3ページ)

2016.3.6 14:30

 【BOOKWARE】

 気になる人から突然に本を贈られるのは、とても格別な気分がしていいものだ。ぼくは中学校の恩師が卒業のときに贈ってくれた本(なんと伊藤整訳の発禁本『チャタレイ夫人の恋人』だった)と、高校の女子同級生がチェックの紙に包んでそっと渡してくれた本(新潮文庫の堀辰雄『風立ちぬ』だった)の2冊によって、ブック・プレゼントというものがずうっと忘れられない思い出の香りをもつんだということを知った。

 イシス編集学校はネット上に開校してもう16年目になるのだが、ぼくが校長として欠かさずやってきたことがある。それは「守」と「破」の師範代と師範の一人ひとりに「先達文庫」を贈ることである。師範代や師範の成果と個性を鑑みて文庫本を選び、一冊ずつに短文を添えて贈るのだ。

 ブック・プレゼントというもの、どんな相手にどんな本を贈るかということに、すべての集中がかかっている。チョコレートや花や万年筆と違って、本は無尽蔵の種類をもっている。文庫本だけでも厖大だ。その中から本人のことをあれこれ想って1冊を選ぶのは、愉しくもあるし、危なくもあり、どきどきもするし、わくわくもする。

「感門之盟」「数寄三冊」「落冊市」

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