女子ゴルフのヨコハマタイヤ・プロギア・レディース第2日は12日、高知県土佐CCで行われ、ツアー2勝目を狙うキム・ハヌル(韓国)がスコアを2つ伸ばし、通算9アンダーの135で首位を守った。2打差の2位はこの日66で回った22歳の渡辺彩香が入り、1打差の3位は昨季の賞金女王イ・ボミ(韓国)。
トップと4打差の4位は飯島茜と柏原明日架。3オーバーまでの51人が決勝ラウンドに進出、連覇を目指した李知姫(韓国)は予選落ちした。
渡辺が7バーディー、1ボギーでこの日ベストスコアの66を出し、首位と2打差の2位に急浮上した。前週の開幕戦は31位だったが、最終日を70で回り「調子は悪くなかったので、今週は60台で」との目標を達成。
ドライバーの飛距離が270ヤードを超える「飛ばし屋」だが、このオフには苦手のグリーン回りをみっちり練習。1月には渡米して米男子ツアー3勝の丸山茂樹の指導も受けた。
最終日はキム・ハヌル、イ・ボミと最終組で回る。「優勝争いの場面でも、やってきたことをしっかり出したいと思う」と意欲的だ。(SANKEI EXPRESS)