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【湘南の風 古都の波】春なお寒く、去りゆく3月 (1/4ページ)

2016.3.19 15:00

小さな石仏が据えられた谷戸の急斜面にも春がそっと訪れる=2016年3月5日、神奈川県鎌倉市山ノ内の東慶寺(渡辺照明撮影)

小さな石仏が据えられた谷戸の急斜面にも春がそっと訪れる=2016年3月5日、神奈川県鎌倉市山ノ内の東慶寺(渡辺照明撮影)【拡大】

  • 重要文化財に指定された不動明王坐像(ざぞう)。護摩法要の炎のすすで黒くなり、眼光の鋭さが一段と強調されているようだ=2016年3月5日、神奈川県鎌倉市十二所の明王院(渡辺照明撮影)
  • 五大明王の前で護摩法要の炎が上がる=2016年3月5日、神奈川県県鎌倉市の明王院(渡辺照明撮影)
  • 境内には春の日が降り注いでいた=2016年3月5日、神奈川県鎌倉市の明王院(渡辺照明撮影)
  • 鎌倉十井のひとつ底脱けの井に落ちた椿=2016年3月6日、神奈川県鎌倉市扇ガ谷の海蔵寺(渡辺照明撮影)
  • 神奈川県鎌倉市

 鎌倉を舞台にしたこの連載のスタートは2008年3月だった。もう8年も前でしたか。リーマン・ショックも、東日本大震災も起きていなかったし、鶴岡八幡宮の石段の脇には大銀杏(いちょう)がそびえていた。

 そういえば中国の人権弾圧に抗議して北京五輪の聖火リレーに反対する行動が世界中で見られた時期でもあったか。

 騒然たる世界の動きとは少し離れて、鎌倉にはゆっくりと時間が流れているように感じた。あまりにゆっくりしているので、かえって周回遅れの魅力が生まれる。この町が多くの人の心を惹(ひ)きつけるのは、実はそれが理由ではないか。

 3月になると鎌倉を訪れる人が増える。町の三方を囲む低い山々の花と緑も、庭先の枝にぶら下がる夏みかんも、春の日差しをあび存在感を増していく。

 南に開けた相模湾ではしらす漁が解禁され、飲食店のメニューにも食のキラーコンテンツとして「生しらす丼」が登場する。

 春なお寒く、それでも3月。当連載にとっては、サヨナラ3月でもある。当初の予想を裏切り、8年も続いた毎月1回の連載は、本日が最終回となる。

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