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オマージュには悪意も必要 「横尾忠則 迷画感応術」 (1/3ページ)

2016.3.21 10:00

横尾忠則氏と新作「At_Box_Roots」=2016年3月18日、神奈川県足柄下郡箱根町(原圭介撮影)

横尾忠則氏と新作「At_Box_Roots」=2016年3月18日、神奈川県足柄下郡箱根町(原圭介撮影)【拡大】

  • 横尾忠則「交感神経と副交感神経の結婚」1991年、カンバスにアクリル(星野眞明氏蔵、提供写真)
  • 自分のパレットをあしらったアートカーにサインを入れる横尾忠則(右下)=2016年3月5日、神奈川県足柄下郡箱根町(原圭介撮影)

 【アートクルーズ】

 前衛アートの旗手として走り続けてきた横尾忠則の展覧会「迷画感応術」が、彫刻の森美術館(神奈川県箱根町)で開幕した。ピカソやキリコら、横尾が私淑したり、影響を受けたりした芸術家16人に対する“オマージュ(尊敬)作品”など45作が展示されている。

 「引用」で独自の世界

 中でも、今回の展覧会のために描いたという「At Box Roots」には、会場となった彫刻の森美術館のピカソ館と収蔵品の彫刻、ライフワークともいうべき「三叉路」、芦ノ湖と遊覧船、骨折のリハビリで履いていたサンダルなどが描かれ、普段は結び付かない物が同時に登場する、キリコのシュールレアリスムの画風を思わせる。

 この新作について横尾は、「少し、観光っぽい絵を描いてみようかと思った」と振り返った。

 グラフィックデザインなどを手がけていた横尾は1980年、ニューヨーク近代美術館でパブロ・ピカソの大回顧展を見たことがきっかけで「画家宣言」をして絵画制作に打ち込むようになった。その後も、さまざまな名画や歴史的に著名な問題作品を自作に「引用」して、独自の世界を再構築する手法を多用してきた。

紙皿パレットを車体に

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