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【ソーシャル・イノベーションの現場から】「みんなが一緒」膝詰めでハンセン病議論 トークイベント「ワールドカフェ」開催 (1/5ページ)

2016.3.23 14:00

ナイジェリアから来日した回復者の子・アジボラさん(中央奥)は、テーブルを囲んだ参加者に、差別をなくすための教育や情報発信の重要性を訴えた(日本財団撮影)。(C)MIWA_NORIAKI_2016

ナイジェリアから来日した回復者の子・アジボラさん(中央奥)は、テーブルを囲んだ参加者に、差別をなくすための教育や情報発信の重要性を訴えた(日本財団撮影)。(C)MIWA_NORIAKI_2016【拡大】

  • イベントの最後に、参加者は「次世代の私たちに出来ること」「対話の中で一番印象に残ったこと」をフリップボードに書いた(日本財団撮影)。(C)MIWA_NORIAKI_2016

 日本財団は1月27日夜、東京都港区の日本財団ビルで、世界のハンセン病の元患者や関係者と、日本の市民が交流するイベント「さあムーブメントを起こそう!ワールドカフェ」を開いた。ワールドカフェとは、カフェにいるようなリラックスした雰囲気の場で、5人ほどのグループをつくり、1つのテーマについて語るイベント。メンバーを変えながら話し合いを続けることで参加者全員と対話したような一体感が生まれるのが特徴。約70人が参加し、通訳を交えながら初めて出会う世界の元患者らと膝を付き合わせた議論に臨んだ。

 身近な存在にするには

 ハンセン病は、世界中で古くから知られ、恐れられてきた。患者だけでなく、その家族や親戚まで差別が及んできた歴史がある。このような差別を撤廃しようと、日本財団は「世界ハンセン病の日」(1月の最終日曜日)に合わせ「THINK NOWハンセン病キャンペーン」を行っている。今年はハンセン病について「考える」機会の提供を目指した昨年から一歩進んで、差別をなくすために何らかの「行動」を起こしてもらうことに力を注いだ。ワールドカフェは、一連のキャンペーンの中でも新しい試みの一つだ。

一番参加してほしい「あまり関心のない人」

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