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【ベルギー同時テロ】探知機なし 盲点突かれた厳戒態勢 (1/5ページ)

2016.3.24 08:00

ベルギー大使館前には半旗が掲げられ、警備が強化されていた=2016年3月23日午前、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)

ベルギー大使館前には半旗が掲げられ、警備が強化されていた=2016年3月23日午前、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)【拡大】

 ベルギー同時テロではベルギーの治安当局が厳重な警戒態勢を敷いていたにもかかわらず、犯行を防げなかった。空港のセキュリティーのあり方が課題となる一方、欧州の中枢施設を抱えながら、かねて欧州諸国の中では脆弱(ぜいじゃく)とされたベルギーの治安体制も改めて問われそうだ。

 ブリュッセル国際空港の出発ロビー。22日朝、容疑者の男3人はそれぞれスーツケースのような荷物を載せ、カートを押していた。ベルギーの検察当局が公開した容疑者とみられる男らの写真だ。その後爆発が2回起き、ロビーに煙が充満した。

 テロは容疑者らが荷物を預けたり、検査を受けたりする前に起きた。空港では軍兵士が警備に当たっていたが、ロビーに外部から入る際、欧州以外でみられる金属探知機などはない。体制の盲点を突かれた形で、今後議論となる可能性もあるが、それだけに「事前の情報収集が重要だ」(専門家)の声も上がる。

オランダ語圏と仏語圏の対立で連邦制をとるベルギー

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