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かさ増しで食べ過ぎ防止 味わいにも満足感 マイタケハッシュドビーフ他 (1/5ページ)

2016.3.24 13:00

マイタケハッシュドビーフ。※584kcal、塩分2.4グラム(1人分)

マイタケハッシュドビーフ。※584kcal、塩分2.4グラム(1人分)【拡大】

  • マイタケハッシュドビーフ(作り方1上)__フライパンにバターを熱し、タマネギを炒める。しんなりとしたらニンジン、マイタケを加えて炒め、塩・こしょうをした牛肉を加えてさらに炒める。
  • マイタケハッシュドビーフ(作り方1下)__小麦粉をふってなじませ、デミグラスソース、ソース、ケチャップ、水を加えて煮込む。(田中幸美撮影)
  • 新タマネギとキャベツのスープマイタケ。※99kcal、塩分1.7グラム(1人分)
  • 料理家、管理栄養士、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食」代表の牧野直子さん=2014年4月21日(田中幸美撮影)

 【牧野直子の健康ごはん】

 暖かくなり少しずつ薄着になってくると、体重や体形が気になってきませんか? また、新年度を迎え、気持ちも新たに「健康によいことをしよう!」などと思ったりしませんか。

 体重は、成人の場合、トレーニングをして筋肉が増える以外は、消費するエネルギーより摂取するエネルギーが多く、その過剰分が体脂肪として増えていきます。摂取するエネルギーを抑えるには、食べる量を減らすのはもちろんですが、それでは物足りなく、長続きしません。食べる量を減らさずに、満足感を得るためには、低エネルギーで料理のかさを増す食材を上手に使いたいものです。その一つがキノコ類です。

 キノコ類はほとんどが水分で残りは消化、吸収されにくい食物繊維なので低エネルギーです。かみごたえがあるので、ゆっくり食べることを促して食べ過ぎを防ぎます。さらに、うまみがあるので、味わいにも満足感が得られます。その他、ビタミンB1、B2が比較的多く含まれ、これらは糖質や脂質をエネルギーに換える際に欠かせません。マイタケにはどちらも多く含まれます。また、マイタケにはタンパク質を分解する酵素が含まれるため、肉を軟らかくする働きもあります。

シメジやシイタケ、エリンギなどでも

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