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なぜ? 中国で突然グーグル閲覧可能に 一瞬の自由に「テスト説」飛び交う (1/3ページ)

2016.3.30 00:00

中国本土ではグーグルなどはブロックして利用できないが、知名度は高く、北京市内にはロゴが取り付けられた場所も(ロイター)

中国本土ではグーグルなどはブロックして利用できないが、知名度は高く、北京市内にはロゴが取り付けられた場所も(ロイター)【拡大】

 あの“万里の長城”を打ち破ったのか、それとも何らかの奇策を繰り出したのか-。インターネットの閲覧制限が厳しい中国で、グーグルの検索機能や写真共有サイト、インスタグラムの利用が、突然可能になった。このため、中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」などでは驚きや歓迎の声が飛び交い、13億人を擁する大国が騒然となった。だが、“異変”を察知した中国当局が、約1時間45分後に接続できないよう遮断措置を講じたため、うたかたの夢に終わった。グーグルへの接続ができた理由は不明で、臆測が臆測を呼ぶ状態が続いている。

 SNSで「すごくハッピー」

 グーグルは2006年、中国でも検索サービスなどの提供を開始。しかし、中国当局から要請を受けて実施していた“自主検閲”が批判を浴びたこともあり、4年後の10年にサーバーを香港に移し、中国本土から“撤退”した。

 その後は、仮想プライベートネットワーク(VPN)を使うなど、利用者もあの手この手で接続を試みる状態が続いていた。

 香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)や米紙ワシントン・ポスト(いずれも電子版)などによると、中国本土でグーグルが利用できるようになったのは27日午後11時半ごろ。香港、米国など4地域のグーグルのサイトにアクセスできたという。

「グーグルにつながった瞬間、中国本土に言論の自由が戻ってきた」と喜びを爆発

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