【女子テニス】敵なし マルチナ・ヒンギス組が初V

2016.1.30 06:10

 テニスの全豪オープン第12日は29日、メルボルンで行われ、女子ダブルス決勝で第1シードのマルチナ・ヒンギス(スイス)、サニア・ミルザ(インド)組が第7シードのアンドレア・フラバーチコバ、ルーシー・ハラデツカ組(チェコ)に7-6、6-3で勝ち、初優勝した。昨年のウィンブルドン選手権と全米オープンに続き、四大大会3連勝となった。

 四大大会の女子シングルスで通算5勝の35歳、ヒンギスは29歳のミルザと相性が抜群だ。ストローク、ボレーとも安定感があるヒンギスと、強打が持ち味のミルザのコンビは無類の強さを発揮。ヒンギスは「優勝したウィンブルドン選手権以来、すごいことを成し遂げている」と笑みをうかべた。

 第1セットはもたついたが、タイブレークで集中力の高さが際立った。第2セットはミスが減り、危なげなかった。ツアーではこれで36連勝と敵なしの状態で、ヒンギスは「来年は王座を守りたい」と高らかに宣言した。(共同/SANKEI EXPRESS)

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