東海道新幹線、改修工事を初公開 老朽化防ぎ50年延命へ  (1/2ページ)

2013.4.19 00:39

  • JR東海が報道陣に公開した東海道新幹線大規模改修工事の試験施工現場。画面右が改修された高架橋=18日午後、滋賀県大津市(恵守乾撮影)
  • JR東海が報道陣に公開した東海道新幹線大規模改修工事の試験施工現場。画面手前が改修された高架橋=18日午後、滋賀県大津市(恵守乾撮影)
  • JR東海が報道陣に公開した東海道新幹線大規模改修工事の試験施工現場。画面右が改修された高架橋=18日午後、滋賀県大津市(恵守乾撮影)
  • 鉄板で補強された、東海道新幹線の瀬田高架橋の橋桁(手前)。奥は改修前の高架橋=18日午後、大津市
  • 脱線防止ガードを施された線路(右)の隣の線路に入り、JR三島駅に入線する東海道新幹線=1月9日午前10時45分ごろ、静岡県三島市(西川博明撮影)


JR東海が報道陣に公開した東海道新幹線大規模改修工事の試験施工現場。画面手前が改修された高架橋=18日午後、滋賀県大津市(恵守乾撮影)

JR東海が報道陣に公開した東海道新幹線大規模改修工事の試験施工現場。画面手前が改修された高架橋=18日午後、滋賀県大津市(恵守乾撮影)【拡大】

 東海道新幹線の橋梁(きょうりょう)やトンネルの大規模改修工事が今年度から始まり、JR東海は18日、瀬田高架橋(大津市)で昨年10月から試験的に実施していた先行工事の状況を報道陣に初公開した。

 昭和39年の同新幹線開業以来、全面的な改修工事は初めて。保守点検作業で見つかった不具合の「補修」ではなく、老朽化を事前に防ぐ「予防保全」で、同社は少なくとも50年は延命できるとみている。予防保全の観点からの改修は世界でも珍しいという。

 工事対象は東京-新大阪間(計515・4キロ)のうち、鉄橋233カ所(計22キロ)とトンネル66カ所(計68キロ)、高架橋(計98キロ)など計約240キロで、工期は平成34年度末までの10年間、費用は計7300億円を見込む。

鉄筋コンクリートの劣化を防ぐため橋脚などを鋼板で覆い…

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