既成概念壊した新型「デミオ」 大きなクルマが豪華で価値があるわけじゃない! (1/4ページ)

2014.9.23 08:45

  • マツダが発表した新型「デミオ」と開発責任者の土井歩主査
  • マツダ新型「デミオ」の内装
  • マツダの小型車「デミオ」
  • マツダ新型「デミオ」の正面
  • マツダ新型「デミオ」のサイドシルエット
  • 新型「デミオ」の開発責任者であるマツダの土井歩主査


マツダの新型「デミオ」の後部

マツダの新型「デミオ」の後部【拡大】

 マツダは全面改良した小型車「デミオ」の予約受付を開始した。国内自動車メーカーの小型車で初めてディーゼルエンジン搭載車を用意し、燃費性能は1リットル当たり30.0キロと、ハイブリッド車(HV)や軽自動車を除くエンジン搭載車で国内トップを走る。小型車の既成概念を壊したという新型デミオの狙いや特徴を開発責任者の土井歩主査に聞いた。

 --新型「デミオ」で狙ったことは

 「まず、マツダのブランド構築だ。平成24年以降、『CX-5』『アテンザ』『アクセラ』と(独自の環境技術スカイアクティブを搭載した)新世代商品を送り出してきたが、デミオは第4弾。これで主力の4本柱がそろい、マツダブランドの基礎が固まった。(野生動物が走る動きを表現した)鼓動デザインでデミオを継承・進化させ、全長4メートルのコンパクトなボディーに凝縮させたところが腕の見せ所だった」

 「ビジネス面では、デミオは国内の最量販車種。新生マツダを感じてもらうために重要なクルマとして顧客基盤を構築したい。また、デミオは過去3代とも常識を覆すことに挑戦してきた。4代目はクラス概念の打破、つまり大きなクルマだから豪華で価値があるというこれまでの既成概念を壊したかった」

2200ccほどの爆発的な加速力はないが、コンパクトカーとしては群を抜いている

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