“廃虚感”がたまらない… 「マンポ」に魅せられ全国探訪する男性 (1/5ページ)

2014.11.23 07:11

  • 「春日野マンプ」と呼ばれる春日野隧道=福井県南越前町
  • 「大白倉マブ」=新潟県十日町市
  • 「くろまんぷ」と呼ばれる林田隧道=兵庫県猪名川町
  • 「大谷マンボウ」と呼ばれる東皿池橋梁=兵庫県西宮市
  • 三重県いなべ市の片樋地区にある素掘りの「マンボ」
  • 滋賀県湖南市にあるマンポ「由良谷川隧道」の前に立つ森野さん
  • 大沙川隧道の前に立つ森野さん。「アーチの丸みは見ていてほっとする」という=滋賀県湖南市
  • 狼川トンネルの「ねじりまんぽ」=滋賀県草津市
  • 馬坂川跨線橋の「ミツマンボ」=京都府京田辺市
  • 「美作まんぷ」=岡山県美作市
  • 「吉永のマンポ」と呼ばれる大沙川隧道=滋賀県湖南市
  • 「夏見のまんぽ」と呼ばれる由良谷川隧道=滋賀県湖南市


インクラインの「ねじりまんぽ」=京都市

インクラインの「ねじりまんぽ」=京都市【拡大】

 マンポ、マンプ、マンボ…。呪文のようなこの言葉、一体何のことだか分かるだろうか。鉄道や天井川の下をくぐったり、素掘りで農業用水を通したりする小規模なトンネルを指す方言だ。地域によって少しずつ異なるが、なぜかこんな言葉で呼ばれている。そのマンポに魅せられ、滋賀県の男性が趣味で約15年間にわたり全国各地へ足を運んで撮影を続けている。歴史や人々の営み、廃れゆく構造物としての寂寥(せきりょう)を感じさせる一方、ゆるやかなアーチが見る者をどこかほっとさせるマンポ。男性は写真展を開いてその魅力を伝えている。(江森梓)

 天井川をくぐる

 「造りがヨーロッパ調で、ちょっとおしゃれでしょ」

 滋賀県湖南市吉永にある「大沙川隧道(おおすながわずいどう)」。その入り口に立ってこう話すのは、会社勤めの傍ら、各地のマンボをカメラに収めている森野秀三さん(55)=同県甲賀市=だ。

 所在地名から「吉永のマンポ」と呼ばれる大沙川隧道は、地面よりも高い位置を流れる「天井川」の下をくぐる石造りの車道トンネルで、明治17年に完成した。

「石造りのマンポとしては、かなり古い部類のものでしょう」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。