ホンダジェットは最大7人乗りで、多くの富裕層が住むニューヨークから別荘地であるフロリダまで低燃費で飛ぶことができる性能を武器に個人客を主なターゲットにしている。すでに100機以上の受注があるといい、将来的には年間70~100機の販売を見込んでいる。
価格は1機450万ドル(約5億3000万円)で筆者には手も足も出ないが、機体の内部を見せてもらったところ、競合機種よりはキャビンが広いとはいえ、大柄な米国人には手狭なようにも感じた。
プライベートジェットを使うよりは、民間航空便のビジネスクラスで移動した方が快適なのではとも思う。
ただ、空港の安全チェックを通らずに飛行機に乗り込める時短効果やハブ空港を経由せずに地方空港から地方空港に直接フライトできるメリットもある。