“美しすぎるトイレ” 橋下市長も大絶賛「僕の施策の象徴例…誇らしい」 (3/6ページ)

2015.9.21 17:14

  • 定例会見で満面の笑みを見せる橋下徹市長=9月3日午後、大阪市北区の大阪市役所
  • 白を基調にした上品な女性好みのデザイン(御堂筋線淀屋橋駅)
  • 赤い色が印象的なパウダーコーナー(御堂筋線本町駅)
  • タイルのモザイクが愛らしい独立したパウダールーム(御堂筋線天王寺駅)


「ようおこし」が特徴の木目調のトイレ(長堀鶴見緑地線森ノ宮駅)

「ようおこし」が特徴の木目調のトイレ(長堀鶴見緑地線森ノ宮駅)【拡大】

 利用者からの喜びの声に、橋下市長も満足げだ。9月3日の定例会見では、地下鉄トイレに関する自身の思い出を披露。約35年前の小学生当時の新大阪駅のトイレを例に挙げ、「臭いし汚いし、どうなってるんだと思ってたんですけど…」と振り返り、「やっとお客さまに対するサービス意識が出てきたんじゃないですか」と評価した。さらに、「国鉄もJRになって急にサービスが良くなったと国民が感じてますよ。大阪市の交通局も(民間出身の)藤本(昌信局長)が大号令をかけて、職員意識を変えていった結果だと思います」と続けた。

 きっかけは乗客の苦情

 藤本局長は、京阪電鉄出身で、市営地下鉄・バス民営化の切り札として、橋下市長に請われて市交通局長に就任した。トイレの改修は、その藤本局長が掲げた「劇的なサービス向上」プロジェクトの大きな柱で、今里筋線を除く全112駅が対象。29億6千万円の予算を組んで平成24年から4年計画で段階的に工事を進め、9月1日現在で59%にあたる66駅で完了した。

改修のきっかけは、トイレに関する苦情が多かったこと

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