JR越美北線、暴れ川と消えた夢と 未完のローカル線の将来を見守る (1/2ページ)

2016.1.2 06:30

  • 1雄大な大野盆地を走る=福井県大野市(勝原-柿ヶ島)
  • 2覆いのないガーダー橋を渡る=福井県大野市(勝原-柿ヶ島)
  • 出発を待つ=福井県大野市の九頭竜湖駅
  • 足羽川沿いの里山を走る=福井市境寺町(美山-越前薬師)
  • 撮影ポイント


ススキが生い茂って高原のような九頭竜スキー場をバックに走る=福井県大野市(九頭竜湖-越前下山)

ススキが生い茂って高原のような九頭竜スキー場をバックに走る=福井県大野市(九頭竜湖-越前下山)【拡大】

【鉄道ファン必見・列車のある風景】

 九頭竜(くずりゅう)川-何と勇ましく恐ろしげな名前であることか。越美北(えつみほく)線がこの川に出会う大野盆地東端から、付近の地形はいきなり急峻(きゅうしゅん)な山岳地となる。逆に言えば川が急激に盆地へ流れ下る。その名の通りの暴れ川だったと想像がつくのだ。

 この北国一の暴れ川を治水したのが雄略天皇、西暦477年というから古い。そして黒龍(くずりゅう)大神を祀った。九頭の龍が川を渡ったという伝説も生まれたが、そもそも日本を守る四神の一で、鹿島(常陸=茨城県)、熊野(紀伊=和歌山県)、厳島(いつくしま)(安芸=広島県)と並ぶ大神だった。

 越美北線沿線を通る国道158号線を車で走っていると、急激に視点が高くなるのに気づいた。路肩から見下ろすと、遥か眼下に大野盆地の静かな秋景色が雄大に広がっていた。

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