日本最大級を誇る駅弁大会が、今年も開幕した。京王百貨店新宿店(東京都新宿区)で7日、名物催事「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」が始まり、開店前から目当ての駅弁を求める来店客で長蛇の列ができた。
京王百貨店の駅弁大会は1966年に始まり、今年で51回目。今年は全国から約320種の人気駅弁が集結している。
同大会では、同種の素材や類似したイメージの食材に注目して食べ比べを楽しんでもらう「対決シリーズ」が目玉。今年は例年よりも多い3つの対決シリーズを企画した。
1つは、3月開業予定の北海道新幹線と昨年開業した北陸新幹線の駅弁対決。
北海道新幹線は開業に先駆けて新函館北斗駅から、秘伝のたれで味付けしたウニと特大サイズのホタテをのせた「大玉ほたてと大漁ウニ弁当」、北陸新幹線は金沢駅から香ばしく焼き上げたノドグロや香箱ガニを盛りつけた「のどぐろと香箱蟹弁当」を、それぞれ実演販売している。