同大会に子供のころから来ているという区内の主婦(53)は、「種類の多さも京王さんの毎年の企画力も魅力」と話す。
また、「海外駅弁」として台湾鉄道台北駅の「台鉄パイコー弁当」も注目が集まる。2003、04年の同大会で好評だったことから今回、久々に復活した。弁当のみのほか、台湾鉄道開業129周年を記念したステンレス容器、巾着袋とのセット販売がある。この弁当は各日午前8時半から、同店1階正面入り口で整理券を配布している。
同弁当を購入した八王子市の看護師の男性(41)は、「めずらしい弁当を買うことができてよかった」と早速、催場内の休憩スペースで弁当をほおばった。
「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」は19日まで。通常は百貨店と同じ午前10時~午後8時。13日は午後5時、19日は同6時終了予定。昨年大会は期間中に33万食を売り上げ、今年はこれを上回る販売を見込んでいる。
同店催事担当の河野孝彦統括マネジャーは「さまざまな駅弁を楽しめる機会にぜひ来ていただけたら」と話している。