エックス線天文衛星「アストロH」打ち上げ成功 ブラックホールの謎解明へ

2016.2.17 18:48

エックス線天文衛星「アストロH」を搭載し打ち上げられるH2Aロケット30号機=17日午後5時45分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センター(JAXATVから)

エックス線天文衛星「アストロH」を搭載し打ち上げられるH2Aロケット30号機=17日午後5時45分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センター(JAXATVから)【拡大】

 エックス線天文衛星「アストロH」を搭載したH2Aロケット30号機が17日午後5時45分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。衛星は同6時頃に予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。

 アストロHは昨年8月に観測を終えた「すざく」の後継機。ブラックホールや銀河団から放出されるエックス線などを高感度でとらえ、宇宙の成り立ちや新たな物理法則の謎の解明を目指す。

 エックス線は電磁波の一種で、可視光と比べ波長が千分の1以下と短い。数億度の超高温や高エネルギーの天体現象に伴って放出され、光では見えない極限状態の宇宙の姿を探ることができる。

 アストロHは宇宙航空研究開発機構(JAXA)が米航空宇宙局(NASA)などと共同で開発した。日本側の開発費は打ち上げ費を含め310億円。名古屋大や九州工業大などの超小型衛星3基も相乗りして打ち上げられた。

 平成13年に初号機を打ち上げたH2Aは今回が30回目の節目となり、成功率は世界最高水準の96.6%に向上した。

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