【試乗インプレ】エコカー全盛のいま、宝くじを買ってでもレクサス「RC F」が欲しくなるワケ (3/6ページ)

  • レクサス「RC F」。サーキットもいいが、こういう落ち着いた風景も似合う
  • エンジンフードの盛り上がりに、5リッターV8エンジンの大きさを実感する
  • レクサス「RC F」。ボディカラーはヒートブルーコントラストレイヤリング
  • V型8気筒の5リットルエンジン。サウンドはヤマハがチューニングしている
  • レクサス「RC F」と丹沢山地の大山
  • なんとなく和を感じるインテリア。日本人なら自然と落ち着く?
  • 高いホールド性を誇るハイバックのスポーツシート
  • 4本出しのエキゾーストディフューザー
  • レクサス「RC F」
  • エンジンフードのエアダクト
  • 光り輝くボディ。本当に塗装がきれいなんです!高級車はカラーリングから違う。ボンネットのエアダクトも様になっています
  • 前輪うしろのサイドエアアウトレット
  • 丸みを帯びたボンネット。ラインがきれい
  • やはりクーペのドアは長い!
  • レクサス「RC F」
  • リアシートも贅沢なんだけど…足元が窮屈なのが残念。ここに座る気にはなれません
  • フェンダーが張り出したワイドボディ。リアタイヤは幅275ミリ。4本出しマフラーも雰囲気たっぷり
  • 大磯の夕日を浴びる「RC F」
  • 「RC F」で海沿いドライブを楽しみ、大磯の夕日に癒される。こんなカーライフを手に入れたい!宝くじ、宝くじ…
  • ミラーに映り込む大磯の防波堤
  • 獲物を捕まえるトンビ。浜辺で自然を満喫して、再び「RC F」に乗り込む
  • レクサス「RC F」のワイドタイヤに注目
  • レクサス「RC F」の自動格納式リヤウイング
  • レクサス「RC F」の自動格納式リヤウイング
  • 助手席に座っても十分楽しいそうだ
  • きれいな曲線を描く
  • RC F専用メーター。実際は写真で見るよりもっときれい。グラフィックを多用した情報の見せ方も多彩だ。ちなみにTVDは「サーキット」、走行モードは「スポーツS+」を選択中
  • 三眼ヘッドランプがきらり
  • 艶やかなボディライン。ダイナミックでセクシー
  • 見れば分かる。このクルマは間違いなくスゴイでしょ!
  • 高性能を表す「F」のバッジに期待が高まる
  • これだけ大きければ文句なし!大型ゴルフバッグも余裕で積めます
  • シフトレバーの左に「走行モードセレクト」「TVD」「VSC」などのスイッチ類を配置。ナビ操作につかうリモートタッチの使い勝手は悪くない
  • 三眼フルLEDヘッドランプとターンシグナル。クリアランスランプはデイライト機能付き
  • アルミ製スポーツペダルとフットレスト。フット式のパーキングブレーキは…何か理由があるのでしょうか
  • 後席に座ってみる。スポーティーなディテールがパッセンジャーの気分を高める
  • V型8気筒の5リットルエンジン。「F」のエンブレムと青色に光る8本のインマニがかなり目立つ
  • 高性能ベンチレーテッドディスクブレーキと19インチタイヤ。ミシュランの「パイロットスーパースポーツ」を履いている
  • まるで鏡のようなボディに景色がくっきり映り込む
  • 運転席の後ろを見てもらうと分かりやすいが、後席はレッグスペースがほとんどない。2+2シーターと考えたほうがいい。4人で乗るなら「GS F」がオススメ
  • レクサス「RC F」のインテリア。けっしてスポーツカーらしくないが、高級感に溢れ雰囲気もいい
  • レクサスのアイコン「スピンドルグリル」
  • シャープな印象のLEDリヤコンビネーションランプ。もちろんレクサスの「L」を模っている
  • 直線を基調にしたインテリアに“和テイスト”を感じる。モニターはもう少しワイドにできる気がするが…
  • ギアをリバースに入れると下に傾くドアミラー。バックする時にとても便利
  • 富士スピードウェイで「RC F」を運転する筆者。時速は240キロに達している。車両がサーキット内に入ったことを認識し、「サーキット」モードを選択するとスピードリミッターが解除される
  • 「RC F」のカードキー。「F」のマークがあしらわれている
  • 「RC F」のテレビCM。舞台は富士スピードウェイ(レクサスのHPより)


 シートはもちろんローポジション。肩の上まで高さのあるバケットシートがきれいに体を包み込む。お尻から足のつま先にかけて路面と水平に近い状態なので、なんとなくフォーミュラーカーを運転している気分。ダッシュボードは直線を基調にしたデザインが印象的で、余計なものを一切省いたシンプルな美しさがある。デジタルとアナログを組み合わせたRC F専用メーターは、ドライバーの心をくすぐる光の演出やグラフィックを用いたインフォメーションが特徴的。上品で雰囲気たっぷりのコックピットに収まると、何かを期待せずにはいられなくなる。

 RC Fは5リッターV8エンジンを搭載していることもあり、最大で3.5リッターV6を積むRCと比較してボンネットの膨らみが大きい。ほかにもデザインの違いを挙げると、RC Fのスピンドルグリルは下半分の末広がりがRCよりも狭い。個人的にRCのグリルはワイドすぎて締まりがないように見えるので、RC Fの“スリム版”は歓迎だ。グリルを狭めた両サイドには、ブレーキを冷却するエアインテークを設けている。前輪のすぐ後ろには熱気を放出し、整流効果もあるエアアウトレットを設置。細部まで計算された空力と各パーツが織りなすラインが実に見事なデザインを生み出している。自動格納式のリヤウイングは、時速80キロを超えるとグイッとせり上がる。ルームミラーにウイングが映り込むたびに、なんだかニヤリとしてしまった。鏡のようにキラリと輝く塗装も高級感に溢れている。このクルマを見て素直に「カッコいい」「雰囲気がある」と思う人は、けっこう多いのではないだろうか。

 退屈なわけがない

 クルマの性能や特徴が浮き彫りとなる高速ワインディングで、様々な走行モードを試す。「エコ」や「ノーマル」は基本的に中低速走行の多い市街地向き。本格的に走りを楽しむのなら「スポーツS+」モードだ。踏み込んだ時のレスポンスが圧倒的に違う。回転数を上げても萎えることのない伸び感。五感を刺激するV8サウンドと操作性。シフトレバーを「M」に入れれば、パドルシフトを使って8速MTで走ることも可能だ。ブレーキ性能も「初めて踏んだ時の衝撃は忘れられないだろう」と思うぐらい強烈に利く。どんなにスピードを上げても、限界までブレーキングを遅らせることが可能だ。

「スラローム」や「サーキット」…興奮しないわけがない