「離島を奪還せよ」 総合火力演習、新旧戦車の“防衛力”を間近に見た! (2/4ページ)

  • 演習のクライマックスの「奪回」のパートで120ミリ砲による射撃を行う10式戦車(岡田敏彦撮影)
  • 1個小隊(4両)で攻撃態勢に移る90式戦車(岡田敏彦撮影)
  • 120ミリ砲を撃つ瞬間の10式戦車(岡田敏彦撮影)
  • コンマ1秒の差もなく見事な同時発砲を披露する74式戦車(岡田敏彦撮影)
  • 演習のクライマックスにあたる「島しょ部に機動展開した部隊による奪回」のパートで、対空援護射撃を行う87式自走高射機関砲(岡田敏彦撮影)
  • 島しょ部に機動展開し、奪還のため前進支援射撃に入る74式戦車(岡田敏彦撮影)
  • 陸自最新鋭の10式戦車も登場した(岡田敏彦撮影)
  • 35ミリ機関砲を装備する89式装甲戦闘車も演習に参加した(岡田敏彦撮影)
  • 203ミリ自走榴弾砲の砲撃の瞬間。右上に飛翔する砲弾が見える(岡田敏彦撮影)
  • 陸自最大口径の砲を搭載した203ミリ自走榴弾砲。米国のM110のライセンス生産で、最大射程は噴進弾(RAP)使用で30キロメートルに及ぶ(岡田敏彦撮影)
  • 74式戦車による105ミリ砲の射撃(岡田敏彦撮影)
  • 島しょ部に展開したとの設定で偵察行動に移る87式偵察警戒車(岡田敏彦撮影)
  • 前段の演習で実弾射撃を行う155ミリ榴弾砲。右側に飛翔する弾が見える(岡田敏彦撮影)
  • 主に普通科部隊に装備されている96式装輪装甲車(岡田敏彦撮影)


 なかでも来場者の注目するのは戦車による実弾射撃だ。日常では決して見られない光景だけに、演習では発砲のたびに観客席から歓声がわいた。

 今回の目玉は、やはり最新鋭の10式戦車。2010年に制式採用され現在量産が進んでいる。自衛隊最初の戦車の61式戦車(1961年に制式採用)から数えて4代目で、主砲には欧米標準レベルの120ミリ砲を装備するが、その主砲を制御する火器管制コンピューターや、重い砲弾を人に変わって装填する自動装填装置は日本独自の世界最先端のシステムだ。

 照準もレーザーや赤外線など複数のセンサーを用いており、いったん照準をロックすると自車両と敵車両がともに高速で移動している状況でも自動追尾ができるとされる。

最新鋭としての最大の特徴は、その連携能力だ。10式は…