広島カープと北海道日本ハムファイターズがプロ野球日本一の座を競う「SMBC日本シリーズ2016」が22日、マツダスタジアムで始まった。第1戦と翌23日の第2戦、いずれも広島が5-1のスコアで日ハムに連勝した。
第1戦はシリーズのキーマンと言われる日ハム大谷が先発したが、広島は二回にダブルスチールを仕掛け、鈴木の本盗が成功して1点先制。四回には松山とエルドレッドの本塁打で2点を追加し、大谷をKO。投げてはジョンソンと継投陣が日ハムを1点に抑えた。
第2戦は広島・野村、日ハム増井の投げ合い。1-1の六回裏無死二塁、菊池のバスター左前打で田中が一気に生還。続く丸の送りバントなどで2点を加えたあと、エルドレッドが連日の本塁打を放ち、一気に4点を奪って試合を決めた。