【試乗インプレ】速くてよく曲がる、そして酔わない? GVCで進化したマツダ・アクセラ(前編) (5/5ページ)

2016.11.6 13:10

  • 横須賀市を走るマツダの「アクセラ セダン」。カラーはマシーングレー プレミアムメタリック
  • 横須賀市を走るマツダの「アクセラ セダン」。カラーはマシーングレー プレミアムメタリック
  • 横須賀市を走るマツダの「アクセラ セダン」。カラーはマシーングレー プレミアムメタリック
  • 横須賀市を走るマツダの「アクセラ セダン」。カラーはマシーングレー プレミアムメタリック
  • 住宅街を走るマツダ「アクセラ」
  • 住宅街を走るアクセラ
  • 住宅街を走るマツダ「アクセラ」
  • 住宅街を走るマツダ「アクセラ」
  • 住宅街を走るマツダ「アクセラ」
  • 住宅街を走るマツダ「アクセラ」
  • マツダ「アクセラ セダン」のサイドビュー。遠くに湘南の海を望む
  • 葉山マリーナで海の乗り物に囲まれる「アクセラ」。ここには写っていないが周囲には数千万円~数億円クラスの高級クルーザーが所狭しと並んでいた
  • 葉山マリーナで海の乗り物に囲まれる「アクセラ」。ここには写っていないが周囲には数千万円~数億円クラスの高級クルーザーが所狭しと並んでいた
  • マツダの「アクセラ セダン」。カラーはマシーングレープレミアムメタリック。横須賀市の立石海岸で撮影
  • マツダの「アクセラ セダン」。カラーはマシーングレープレミアムメタリック。横須賀市の立石海岸で撮影
  • マツダの「アクセラ セダン」。カラーはマシーングレープレミアムメタリック。横須賀市の立石海岸で撮影
  • 照射範囲をコントロールする「アダプティブLEDヘッドライト」を採用
  • 照射範囲をコントロールする「アダプティブLEDヘッドライト」を採用
  • 照射範囲をコントロールする「アダプティブLEDヘッドライト」を採用
  • マツダの「魂動デザイン」を象徴するシンボルの一つ、「5ポイントグリル」。5つの点を結んで五角形を形成している
  • マツダの「アクセラ セダン」。カラーはマシーングレープレミアムメタリック。横須賀市の立石海岸で撮影
  • マツダの「アクセラ セダン」。カラーはマシーングレープレミアムメタリック。横須賀市の立石海岸で撮影
  • パワーたっぷりの2.2リッターのディーゼルターボエンジン
  • 3段脚立が余裕で入るトランクルーム。奥行きも実用レベルだ
  • 内装はシックで落ち着いた雰囲気。上級グレードはホワイトレザーシートも選べる
  • 1眼メーターを採用したインパネ。燃費情報などのレイアウトは分かりやすくて見やすい
  • 落ち着いた雰囲気の運転席
  • 運転に必要な情報を表示するアクティブ・ドライビング・ディスプレイ。速度やナビの進路、交通標識を読み取った情報など確認できる
  • ステッチ入りのファブリック素材のシート。体を包み込むような形状でホールド性が高い。座り心地は硬め
  • アクセラはコンパクトセダンではなくミドルセダン。居住性は見た目以上に高い。レッグスペースやヘッドクリアランスには、身長172センチの筆者でも余裕があった


 もう一つ、GVCを実感しやすい場面が直角に曲がる交差点だ。カーブに進入してクイッとハンドルを切ると、やはりドライバーの予測以上に「スィー」っときれいに曲がっていく。とはいえ、その違いは微細だとはっきり断っておく。それでも、実際に運転してみれば「ブレーキ → ステア→ アクセル」の連係動作が滑らかに行われていることに気づくだろう。その効果をすぐに感じ取ることは難しいかもしれないが、長距離ドライブのあとに疲労の軽さを実感したときに、GVCの地味ながらも貢献度の高い働きぶりが身に染みてくると思う。カーブでこれだけ安定していれば、車酔いしやすい同乗者も気分的に少しは楽になるのでは、と思った。

 素直で走りやすいミドルセダン

 セダンでも走りはスポーティー。トルクフルなエンジンとGVCの組み合わせはキビキビとしたフットワークをもたらす。パドルシフトを使ったマニュアル運転を楽しむこともできるが、ローにシフトダウンするときに「カクン」とつまずくことがあった。ブレーキの利き具合は少し遊びがある印象。筆者はもう少しダイレクトなほうが好みだが、これもひとたび慣れてしまえば問題ないだろう。

 刺激的な2.2リッターエンジンとGVCは間違いなくアクセラの大きな魅力。ロードノイズに関しては非常に残念だが、軽くて速くて操縦性もバッチリ。ドライバーにとって、とても素直で走りやすいクルマであることは間違いない。

 横浜から逗子、葉山を通り横須賀市に入った。海沿いにある立石公園の無料駐車場にクルマを止め、休憩を挟んで写真撮影をスタートさせた。この間に筆者はカメラマンの邪魔にならないよう気を付けながら、内外装をチェック。おっと、ここから先は後編でのお楽しみということで一旦ストップ。燃費性能や総評も併せてお届けする予定です。乞うご期待。(産経ニュース/SankeiBiz共同取材)

主なスペック アクセラセダン 22XD PROACTIVE(試乗車)

全長×全幅×全高:4580×1795×1455ミリ

ホイールベース:2700ミリ

車両重量:1440キロ

エンジン:水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ

総排気量:2188cc

タイヤサイズ:215/45R18

最高出力:129kW(175ps)/4500rpm

最大トルク:420Nm(42.8kgm)/2000rpm

トランスミッション:6速AT

駆動方式:FF

定員:5名

燃料消費率(JC08モード):19.6km/L

燃料タンク容量:軽油51リットル

車両本体価格:283万5000円(税込み)

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。