今年1月から連載を開始した【試乗インプレ】もまもなく1周年…(遠い目)。読者の皆様のご愛顧に感謝を込めて、2回にわたり今年の総決算をお送りします。まずはスポーツ&スペシャリティー編として10車種をピックアップ。乗ったら欲しくなる“危険”なクルマがズラリ。おっと、よだれが…(小島純一/大竹信生)
■ホンダ・S660
軽規格ながら、ミッドシップかつオープンという世界的にも唯一無二の存在。しかもとても乗りやすく、楽しい。ドライバーを若返らせる“回春剤”的魅力に溢れている。小金持ちのエンスージアストだけでなく、免許とりたての若い人に是非とも乗ってほしいクルマ。(小島)
■マツダ・ロードスター
個人的に、試乗して一番欲しくなったのがコレ。近所のディーラーまで見積もりを取りに行ったほど。四半世紀以上、4代にわたって絶やすことなく作り続けたマツダのこだわりが、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー、ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーの2冠に結実。(小島)
愛車ではなく相棒と呼びたくなる一台 マツダ・ロードスターで東伊豆を行く
■レクサス・RC F
レクサスの現行ラインアップで唯一の本格スポーツモデル。ラグジュアリーカーなのにサーキットでアクセル全開の走りが楽しめる貴重な存在。しかも、今どき珍しい自然吸気5リッターV8を積む大排気量FR。エンジンを回す楽しさを存分に味わえる一台。(大竹)
エコカー全盛のいま宝くじを買ってでもレクサス「RC F」が欲しくなるワケ 高性能スポーツカーにしか出せない魅力
■スズキ・アルト ワークス
「ワークス」銘復活は伊達じゃなかった。速い・安い・使えるの三拍子。スズキの本気がビシビシ伝わってくる。エンジンはレスポンス抜群、マニュアルシフトは気持ちよく6速が欲しくなる。乗り心地が硬いのに目をつぶれるなら、お買い得。(小島)
「昔の名前」で復活!スズキ・アルト ワークスは世界一“使える”本格スポーツカーだった
■アルファロメオ・ジュリエッタ
誰にでも扱いやすいスポーツハッチ。240馬力を誇るターボエンジンはパワーに溢れ、刺激的なサウンドを奏でる。内外装はイタリア車らしくとてもお洒落。オーナーはそれだけでアルファを所有する喜びを味わえるはず。もちろん肝心の走りは本格的。舐めてかかると痛い目に遭う。(大竹)
フェラーリの生みの親 アルファロメオの240馬力スポーツハッチ「ジュリエッタ」を試す(前編)