沖縄・京都・大阪が上位3位まで独占! 世界のインバウンド伸び率 (2/4ページ)

  • 多くの外国人観光客が訪れる京都の観光名所、伏見稲荷大社の千本鳥居=2017年7月、京都市伏見区(浜坂達朗撮影)
  • 「2018年世界渡航先ランキング」のうち、急成長渡航先のトップ50を示す資料。沖縄、京都、大阪がトップ3を独占した(マスターカード調べ)
  • 「2018年世界渡航先ランキング」のうち、渡航者数のトップ50を示す資料。東京が8位、大阪が19位、北海道が33位にランクインしている(マスターカード調べ)
  • 多くの外国人観光客が訪れる京都の観光名所、伏見稲荷大社の千本鳥居=2017年9月、京都市伏見区(寺口純平撮影)
  • 外国人観光客の人気スポットになっている大阪城公園=10月1日、大阪市中央区(前川純一郎撮影)
  • 外国人観光客が数多く訪れる大阪・ミナミの道頓堀周辺=2018年9月、大阪市中央区(渡辺恭晃撮影)
  • 海外から来た観光客でにぎわう那覇市の国際通り


1位:沖縄 39.2%

2位:京都 27.8%

3位:大阪 23.6%

4位:成都(=チェンドゥ、中国) 21.6%

5位:廈門(=アモイ、中国) 20.5%

6位:プーケット(タイ) 18.5%

7位:北海道 18.4%

8位:アブダビ(アラブ首長国連邦) 18.2%

9位:ハノイ(ベトナム) 17.7%

10位:コロンボ(スリランカ) 16.9%

11位:東京 16.3%

35位:千葉 8.5%

 新たに調査地点に加わった沖縄、京都がいきなり1位、2位を占めた。

 09~17年の8年間を通算すると、沖縄はインバウンドが約14倍、京都は約7倍、大阪は約5.5倍に増えた計算だ。大阪は前々回調査(16年度版、24.2%)、前回(17年度版、24.0%)の連続世界1位から陥落した格好だが、それを上回ったのは西日本の観光都市だった。一方、東京は前々回の5位(18.5%)、前回の6位(17.7%)から順位を落とした。

 今年のランキングでは1位から7位まで日本を含むアジアの都市が独占、20位以内に15都市が入るなど、アジア圏がビジネスでも観光でも魅力を増し、重要性を高めている様子が顕著に現れた。

17年のインバウンドは東京が世界8位