東京ゲームショウ開幕 盛り上がる会場、PS4やパズドラ3DS版など出品

2013.9.19 11:42

 世界最大規模の家庭用ゲームの展示会「東京ゲームショウ2013」が19日午前、千葉市の幕張メッセで開幕した。今年は過去最多の33カ国・地域から、352社・団体が出展。海外メディアの姿も多く、会場は開幕と同時に盛り上がりを見せた。

 新型ゲーム機のほか、スマートフォン(高機能携帯電話)やパソコンなど、さまざまなプラットフォームに対応したゲームタイトルが出品された。

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のアンドリュー・ハウス社長は基調講演で、米国などで11月に先行発売する据え置き型の新型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」について、「コアユーザーの期待に応えることはPSのDNA」とした上で、「ゲーム以外のコンテンツも充実させ、家族で楽しめるゲームを提供することが家庭用ゲーム機市場の発展につながる」と述べ、新たなユーザーを取り込んでいる考えを強調した。全世界での販売目標を今年度500万台としたことも明らかにした。

 PS4の実物も多数展示され、米マイクロソフトの新型ゲーム機「Xbox One」とともに人気を集めた。

 最大手、任天堂のゲーム機用の新作ソフトも数多く出品されている。ガンホー・オンライン・エンターテイメントのスマホ向け大ヒットゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」の「ニンテンドー3DS」向けもお目見えした。

 会期は22日までで、20万人の来場を見込む。一般公開は21日から。当日入場料は1200円、小学生以下は無料。

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