(27日)いすゞ自動車 3.3%安

提供:ブルームバーグ 東京市場の注目銘柄

 ≪国内販売や海外LCVに不透明感≫

 ■いすゞ自動車(7202) 前日比3.3%安の1485円。JPモルガン証券は、目標株価をほぼ達成したと指摘し、投資判断を「オーバーウエート」から「中立」に下げた。ファンダメンタルズはおおむね計画線での推移とみるが、今下半期の国内トラック販売見通しや、海外LCV(ピックアップトラックなど)にやや不透明感が残る展開だと予想。業績面でのダウンサイドリスクは限定的と想定も、直近の株価上昇で上値余地は限定的とみている。

 ■IDEC(6652) 2.9%高の2359円。岩井コスモ証券は、投資判断を「A(アウトパフォーム)」、目標株価2600円で調査を開始。制御用スイッチや安全関連機器など主力製品が好調。内外で省力化・省人化需要が高まる中、独自技術を発揮した中長期の成長に期待している。

 【電池関連銘柄】 古河電池(6937)が6.3%高の1227円、安永(7271)が3%高の3285円、電池用セパレータメーカーのニッポン高度紙工業(3891)が4.8%高の2621円、電極板塗工機械のヒラノテクシード(6245)が3.7%高の2002円など。家電メーカーの英ダイソンが2020年までに電気自動車(EV)を製造し、動力源の電池開発にEV開発と同じく10億ポンド(約1500億円)を投じるとしたことから関連銘柄が買われた。

 ■日本農薬(4997) 4.3%安の625円。17年9月期の営業利益予想を39億円から前期比30%減の31億円に下方修正した。国内農薬販売の伸び悩みや海外農薬販売の品目構成の変化が影響した。

 ■綜研化学(4972) 17%高の2477円。9月中間営業利益予想を7億5000万円から13億円に上方修正。前年同期比は30%減から一転、21%増の見通しとなる。液晶ディスプレーなどの電子材料関連用途の販売が期初の予想を上回って推移している。

 ■東建コーポレーション(1766) 2.3%安の1万3060円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、7月末入居率は96.3%(前年同月末比0.4ポイント低下)と、立地厳選などで高水準を維持しているが、相続増税対応による市場のアパート大量供給の影響を受けていると分析した。

 ■パルマ(3461) 12%高の2270円。レンタル収納スペースなど販売用セルフストレージを米系大手不動産ファンドが運用する特別目的会社(SPC)に売却することが好感された。

 ■西松屋チェーン(7545) 2.6%安の1235円。8月中間営業利益は前年同期比17%減の34億2200万円と、従来計画14%減の35億2000万円を下回った。人件費などの増加で販管費が7%増えた。前期比0.9%増の79億4000万円を見込む通期計画に対する進捗(しんちょく)率は43%。

 ■パレモ・ホールディングス(2778) 2.5%高の373円。9月の既存店売上高は前年同月比0.1%増と3カ月ぶりに前年実績を上回った。布帛(ふはく)品種を中心にチェック柄やファーを使ったトレンド商品が動いた。雑貨事業では300円均一でキッチン関連商品が好調だった。(ブルームバーグ)

Read more