指値と成行(注文方法)(1)

ワンタップバイのカンタン投資講座

 いよいよ株式の注文をする際に、まず壁に当たる言葉は「指値(さしね)」「成行(なりゆき)」の注文方法でしょう。指値とは「最高ここまでの株価なら買ってもいい」「最低ここまでの株価なら売ってもいい」と許容する株価の範囲を投資家が示すことです。メリットは自分が想定しないビックリ高値で株を買ってしまう、ビックリ安値で株を売ってしまう事態を避けることができます。

 例えば、今500円の株価がついている銘柄に関して「600円」の買い指値をすれば、500円でも売る投資家が市場にいるわけですから、ほぼ確実に恐らくすぐに注文が成立します。「最高600円で買う」意思表示なので、市況によってはそれより安い時価で買えます。

 しかし「400円」で買いの指値をするのならば、その株価が400円まで下がってくる(400円で売ってもいいと思う売り手が出てくる)まで待たなければ、注文が成立しません。一日中待っても株価が下がってきてくれなければ、その日は買えずに終了します。下がるどころか、そのままドンドン上がってしまえば買うチャンスを逃して悔しい思いをしますが、それが指値のデメリットです。(取締役 三好美佐子)