指値と成行(注文方法)(2)

ワンタップバイのカンタン投資講座

 指値(さしね)は想定外の値段で約定することはないものの、約定ができない可能性もある注文方法です。それに対して成行(なりゆき)は「いくらでもいいから買いたい(売りたい)」と意思表示する注文です。

 まず、取引所取引の絶対的なルールとして、「価格優先」「時間優先」の原則があります。時間優先は同じ銘柄・同じ値段に注文があれば先に入ったものが先に約定すること。価格優先は「高い値段での買い注文」「低い値段での売り注文」が先に約定すること。いかなる例外もないこの原則が、公平で透明な証券取引の源です。

 このことから「いくらでもいいから約定したい」成行注文は証券取引において最強のカードであり、よほど注文の少ない銘柄でなければ、ほぼ確実にすぐに現在値付近で約定できます。ただ、予約注文では次の市場が前日終値と離れた値段で始まることもあります。また参加者の少ない銘柄では、驚くような値段で売り注文が出されることがあり、その場合は驚くような値段で買えてしまいます。その銘柄ごとの参加者の多さや値段の飛びやすさなどもチェックして「成行」注文は利用しましょう。   (取締役 三好美佐子)

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