(29日)小糸製作所 6.5%安

提供:ブルームバーグ 東京市場の注目銘柄

 ≪子会社譲渡で営業益見通し減額≫

 ■小糸製作所(7276) 前日比6.5%安の7060円。中国の連結子会社、上海小糸車灯の持ち分全てを中国企業に譲渡することに伴い、2018年3月期の営業利益見通しを960億円から920億円に下方修正した。JPモルガン証券は、小糸製作所の中国事業の中期的な成長を担う1社が消失するという観点から、株価は短期的にネガティブに反応すると指摘。2019年3月期以降の中国での成長ストーリーにやや不透明感が出てくるとみる。

 ■住友電気工業(5802) 2.9%高の1838円。クレディ・スイス証券は、投資判断を新規に「アウトパフォーム」とし、目標株価を2200円に設定した。自動車の電動化トレンドで関連銘柄の株価が上昇し続ける中で、出遅れて割安なためこのトレンドの恩恵を大きく受けると予想した。

 ■ユニプレス(5949) 2.6%高の3130円。ゴールドマン・サックス証券は投資判断を「買い」とし、目標株価3500円で調査を開始。売上高の8割以上を担う日産自動車(7201)のトップライン(売上高)成長が限界利益を押し上げる原動力となると分析した。

 ■アンリツ(6754) 6.5%高の933円。SMBC日興証券は、新規に投資判断「1(アウトパフォーム)」、目標株価1260円を付与した。世界で高いシェアを獲得した3G、4Gでの実績と技術を下支えに第5世代移動通信システム(5G)でも通信測定器市場で競争力を高めると予測した。同証券が同様に「アウトパフォーム」で調査を開始した理研計器(7734)は5.8%高の2258円。

 ■ヤマトホールディングス(9064) 6.9%安の2271.5円。19年度に営業利益720億円(16年度実績348億円)を目指すことなどを盛り込んだ中期経営改革発表を受けて、SMBC日興証券は、強気の値上げ姿勢とともに高い利益目標を期待する声があったため、数値目標は控えめだと指摘した。

 ■クレディセゾン(8253) 4.4%高の2335円。東海東京調査センターは、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」、目標株価を2200円から2600円に上げた。

 ■バリューコマース(2491) 15%高の836円。17年12月期の営業利益予想を11億円から19億円に上方修正した。広告事業のアフィリエイトマーケティングサービスやストアマッチングサービスが堅調、CRM事業のヤフーショッピングに出店する「ストアーズ・アールエイト」が好調だった。

 ■西本Wismettacホールディングス(9260) 29日、東証1部市場に新規株式公開(IPO)し、初値は公開価格4750円に対し6%安の4465円。終値は4375円。海外での日本食やアジア食品の輸入・卸売り、日本での青果全般の輸入・卸売りを展開。

 ■テックポイント・インク(6697) 29日、東証マザーズ市場に新規株式公開し、初値は公開価格650円に対し65%高の1072円。終値は1372円。監視カメラや車載カメラ向け半導体の開発や製造、販売を手掛ける。(ブルームバーグ)