(3日)住友不動産、3.5%高

提供:ブルームバーグ 東京市場の注目銘柄

 ≪マクロ指標好転で株価上昇も≫

 【不動産】 住友不動産(8830)が前日比3.5%高の3508円、三井不動産(8801)が3.9%高の2518.5円、三菱地所(8802)が2.5%高の1992.5円など。クレディ・スイス証券は、期待インフレ率や東京のオフィス賃料の動向など不動産業に関係するマクロ指標、事業運営の好転を確認すると株価が上昇する可能性があると指摘。マンション事業が堅調な住友不動産の目標株価を3600円から3900円に上げた。不動産は東証1部33業種で上昇率1位。

 ■クリエイトSDホールディングス(3148) 8.5%安の2720円。6~8月期(第1四半期)営業利益は前年同期比4.1%減の34億3000万円。ドラッグストア事業では出店増や品ぞろえ拡充で既存店販売が伸びるも、人員増や時給単価上昇による人件費が利益を圧迫した。

 ■マクロミル(3978) 6.8%高の2725円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、投資判断を「オーバーウエート」とし、目標株価3800円で調査を開始。安定成長のマーケティング・リサーチと、高成長のデジタル・マーケティングのグローバル展開による成長シナリオが実現するとみる。

 ■進学会ホールディングス(9760) 7.5%高の599円。学研ホールディングス(9470)と資本業務提携する。学研グループの顧客・コンテンツ力と進学会の直営塾の展開力との融合を目指す。

 ■資生堂(4911) 1.9%安の4359円。ゴールドマン・サックス証券は、投資判断を「買い」から「中立」、目標株価を4700円から4600円に下げた。9月中旬以降に中国からの訪日団体旅行制限に関する報道が増えていることに関し、来期は一時的に需要減少が見込まれるとした。

 ■キユーピー(2809) 4.9%高の2816円。2016年12月~17年8月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比4.1%増の244億円。調味料やサラダ・総菜事業が好調に推移した。

 ■古河電気工業(5801) 4.9%高の6400円。野村証券は、古河電工、住友電気工業(5802)、フジクラ(5803)の電線3社の7~9月期(第2四半期)営業利益合計は前年同期比38%増だったと推定。海外企業の決算動向から情報通信では光ファイバーの需給逼迫(ひっぱく)が続いたもようで、一部にある減速懸念は不要との見方を示した。

 ■共英製鋼(5440) 3.6%安の1705円。野村証券は目標株価を2185円から1770円に下げた。日本は鉄くず価格の上昇が続くなどのコスト増、ベトナムでは競争激化などで収益環境は従来より厳しいと分析した。

 ■象印マホービン(7965) 8.2%安の999円。16年12月~17年8月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比38%減の60億5900万円。中国の伸長など海外売上高は増えている半面、国内での炊飯ジャーの減収や利益率低下などが響いた。ゴールドマン・サックス証券は、国内炊飯器が、競合比でシェアを落としている状況が続いていると指摘。目標株価を1600円から1450円に見直した。(ブルームバーグ)

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