日銀総裁「デジタル通貨、不断に研究」

 

 日銀の黒田東彦総裁は4日、日銀本店で開いた国際決済銀行(BIS)の会合で講演し、インターネットなどでやりとりする「デジタル通貨」に関し、中央銀行のインフラ改善に役立てていく余地があるかどうかを見極めるため「不断の研究を重ねていくことが求められる」と強調した。黒田総裁は日銀として具体的な発行計画はないとした上で、デジタル通貨は中央銀行の決済手段に関わる「数々の興味深い論点を含んでいる」と指摘。今後の金融システムへの影響を「深く理解する必要がある」と述べた。