銀行規模に応じ適切に規制 FRB議長講演、監督当局として注力

提供:ブルームバーグ

 イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は4日、セントルイス連銀が主催したコミュニティーバンク業界の年次会合で講演し、金融機関の規模や複雑さの度合い、役割に応じた適切な銀行規制を確実にするため、監督当局として「懸命に取り組んでいる」と述べた。

 同議長は「コミュニティーバンクは金融危機の一因であった高リスクな事業慣行とはおおむね無縁であり、当局としては危機後に緊急に必要とされた規制と監督の改善が現在適切であって、不当な負担を強いていないことを確実にしようと力を注いでいる」と述べた。

 議長はまた、連邦準備制度には「当局の決定が金融機関やその顧客にどう影響するかを考慮する不変のコミットメントがある」とも述べた。金利や経済の見通しには言及しなかった。

 連邦準備制度の当局者は金融危機後に導入された規制改革について危機再発防止に不可欠なものだと頻繁に擁護してきたが、コミュニティーバンク向けの規制には緩和の余地を指摘している。

 ビジネスの規制削減を目指すトランプ米大統領は、FRBの銀行監督担当副議長にランダル・クオールズ氏を指名しており、早ければ5日に上院本会議で指名が承認される可能性がある。(ブルームバーグ Jeanna Smialek)

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