FRB副議長にクオールズ氏 金融規制担当 米上院が承認、トランプ政権で初の執行部

 
ランダル・クオールズ氏(ロイター)

 【ワシントン=塩原永久】米上院は5日、連邦準備制度理事会(FRB)の副議長に指名されているランダル・クオールズ氏(60)を賛成多数で承認した。クオールズ氏は理事兼金融規制担当副議長となる。トランプ政権で就任するFRB執行部は初めて。

 FRB理事は現在、定員7人のうち3人が空席となっている。フィッシャー副議長が13日にも退任する予定だが、クオールズ氏の承認により、空席がさらに拡大する事態は避けられた。

 クオールズ氏は2005~06年、息子ブッシュ政権で財務次官(国内担当)を務めたことがあり、金融業界の規制行政に詳しい。

 金融危機後に強化された金融規制が経済活性化の妨げになっているとして、トランプ大統領は規制緩和を進めようとしている。政権のもとでクオールズ氏は、重要な役割を担うことになるとみられる。

 FRB執行部人事では、イエレン議長が来年2月3日に任期満了となる。トランプ氏は今月中に次期議長を決める考えを明らかにしている。

 クオールズ氏は今年7月に指名された。5日の承認の採決では、賛成65、反対32で可決された。

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