法王庁に仲介依頼? カタルーニャ州

 
バチカンのピエトロ・パロリン枢機卿(AP)

 【パリ=三井美奈】スペイン東部カタルーニャ自治州の独立問題で、地元紙プントは5日、州政府がローマ法王庁(バチカン)に中央政府との交渉に向けて仲介を求めていると報じた。

 同紙によると、州政府高官は、バルセロナ大司教ら州内のカトリック聖職者と協議し、バチカンからの高官派遣を求めた。州政府は、バチカンの国務長官であるピエトロ・パロリン枢機卿の派遣を望んでいるという。

 州政府は、欧州連合(EU)に再三仲介を求めてきたが、EUは「内政問題」として要請を拒否。欧州周辺国も介入を避けているため、スペインで発言力の強いカトリック教会に介入を求めたとみられる。プント紙は、同州のプチデモン州首相がかつて記者として勤務していた。