米GDP(09年10~12月期)5・7%増で6年ぶり高率 年間は91年以来の大幅減

2010.1.29 23:20

 【ワシントン=渡辺浩生】米商務省が29日発表した2009年第4四半期(10~12月期)の実質国内総生産(GDP)の速報値は、年率換算(季節調整済み)で前期比5・7%増となり、個人消費や設備投資などに支えられて、03年第3四半期の6・9%以来約6年ぶりの高い伸びとなった。前期は2・2%増。09年通年のGDPは2・4%減と、1991年以来のマイナス成長だった。

 市場予想の平均値(ロイター通信調べ)の4・6%増も上回ったが、なお厳しい雇用情勢が先行きの不安定要因となっている。

 第4四半期の内訳は、7割を占める個人消費は2・0%増と、前期(2・8%増)からやや鈍化したものの2期連続のプラスで成長を牽引(けんいん)した。政府の新車買い替え助成制度による効果で前期急増した耐久財は0・9%の減少に転じた。設備投資は2・9%増と08年第2四半期以来のプラスとなった。住宅投資も5・7%増と2期連続のプラスだった。

 インフレ指標の個人消費支出(PEC)物価指数が2・7%上昇、エネルギーと食料品を除くコア指数は1・4%上昇だった。

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