韓国 「世宗市」建設問題 「修正案」に利点 国民の説得カギ (1/3ページ)

2010.1.30 05:00

 韓国の鄭雲燦(チョンウンチャン)首相は11日、ソウルの南方、約150キロの忠清南道(チュンチョンナムド)の公州(コンジュ)・燕岐(ヨンギ)地区に建設中の「世宗(セジョン)市」に首都機能の一部を移す「新行政都市計画」を修正し、大企業や教育・研究機関を誘致して「教育科学経済都市」にすると発表した。政府の新提案について、野党が反発しているだけでなく、与党・ハンナラ党の内部にも従来の計画を支持する勢力がいる。今年6月の統一地方選挙、2012年の大統領選挙と総選挙を控え、世宗市建設問題は政争の具と化している。

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 ≪分析≫

 世宗市建設は、故盧武鉉(ノムヒョン)前大統領(民主党)が02年の大統領選挙で忠清南道への首都移転を公約に掲げて当選したことに始まる。しかし、憲法裁判所は04年10月、首都移転計画を違憲とする判決を下し、首都機能の一部を移転する「新行政都市計画」に修正のうえ、07年に着工された。

 李明博(イミョンバク)大統領はソウル市長時代、首都移転計画に反対していたが、07年12月の大統領選挙では、忠清南道での得票を期待して新行政都市計画を支持。08年2月の大統領就任後、計画の見直しを進めていた。

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