2010.3.10 05:00
外務省は9日、2009年版「政府開発援助(ODA)白書」をまとめ、閣議報告した。08年秋以降の金融危機によって深刻な打撃を受けた発展途上国で、日本のODAが「危機の対応、克服に大きな役割を果たした」と説明している。
政府は高い経済成長が今後も見込めるアジアやアフリカの各国に対し、ODAを強化。白書は、鳩山政権の外交政策の主要課題であるアフガニスタンの復興支援やパキスタンの安定化支援でも、ODAをさらに活用する方針を掲げた。
発展途上国の温室効果ガス排出削減に向けた取り組みへのODA活用も重視し、地球温暖化対策での鳩山政権の積極的な姿勢を示した。
08年の日本のODA実績は前年比24・7%増の95億8000万ドル(円ベースでは9・6%増の約9914億円)だった。