エコカー補助、9月末終了を正式決定 駆け込み需要、お盆休み返上 (1/2ページ)

2010.7.31 05:00

エコカー補助金制度の打ち切りが決まったことで、自動車販売の競争激化が予想される(ブルームバーグ)

エコカー補助金制度の打ち切りが決まったことで、自動車販売の競争激化が予想される(ブルームバーグ)【拡大】

 直嶋正行経済産業相は30日の閣議後の記者会見で、環境対応車への買い替え・購入に対するエコカー補助金制度について、当初の予定どおり9月末で終了することを正式決定したことを明らかにした。直嶋経産相は、景気動向を注視する必要があるとして、延長の可能性に含みをもたせてきたが「さらに引き続いて何らかの対策が必要という状況ではない」と説明した。

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 来年度予算での措置についても「9月に打ち切って来年4月に同じようなことをやるとなると、国民に混乱が生じる可能性がある」として、同様の制度を導入する考えはないとした。

 エコカー購入補助金の打ち切りが正式に決まったことで、駆け込み需要取り込みを目指した自動車販売店の競争が激化する。ネッツトヨタ東京はこの日、新車を扱う全49店舗でお盆休みを返上する方針を明らかにした。国内の自動車市場は10月以降、急激な販売減が懸念され、一時的には3割程度の落ち込みは不可避とみられている。メーカー幹部は「各社の本当の販売力が試される」と気合を入れた。

 「補助金がもらえないなら、買い替えは先に延ばそうかな」

 さいたま市に住む50代の男性会社員は、12月で最初の登録から13年となる乗用車を保有。それまで補助金が延長されれば、買い替えの際、25万円がもらえるはずだった。しかし、延長がなくなったと聞き、男性は30日、うつむきながら自動車販売店を出て行った。

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