中国超高層ビルの驚くべき建築術 半年で838メートル…安全なの? (3/5ページ)

2012.7.7 14:00

中国の建設大手、遠大集団が湖南省長沙に工期わずか7カ月で完成を予定している地上高838メートル、220階建ての世界最高層ビル「空中城市」の完成イメージ図

中国の建設大手、遠大集団が湖南省長沙に工期わずか7カ月で完成を予定している地上高838メートル、220階建ての世界最高層ビル「空中城市」の完成イメージ図【拡大】

 ちなみにブルジュ・ハリファが完成までに要した歳月は約6年。その差は歴然としている。

 環境に優しく、コスト削減効果も

 プラモデルでも組み立てるかのようだが、それにも理由がある。

 ロイター通信が、遠大集団の取り組みを伝えている。創業者の張越氏(52)はインタビューで、2008年の四川大地震が契機になったと指摘。

 8万7千人以上が犠牲になった地震では、小学校やビルが次々と倒壊したが、その現実をみた張越氏は、より安全で環境にやさしく、災害に強い建物をつくりたいと考えたという。「人間のための安全性と、安心して暮らせる保証。それらは、すべての建物にあるべきものだ」などと述べている。

 遠大集団は1988年に、張越氏が3千ドルを元手に創業。エアコン製造のメーカーで、世界の空港などに採用され、収益が約50億円と飛躍した。とくに張越氏の独創的な事業展開が有名で、アップルの創業者、スティーブ・ジョブズを重ね合わせる人もいるという。

「(建設現場には)溶接はない。だから、ちりやほこりも出なし、水も使わない」

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