【視点】尖閣防衛、日本にできることは山ほどある 中国の恐ろしい厚顔ぶり (1/4ページ)

2012.10.30 05:00

尖閣諸島を含む東シナ海上空

尖閣諸島を含む東シナ海上空【拡大】

 米の安保適用表明にあぐらの愚

 尖閣諸島をめぐる日中両国の応酬を通じて、何がびっくりしたといっても、中国外相の国連演説にまさるものはなかった。「尖閣諸島は日本が盗んだ」と公言してはばからないのだから。恐ろしい厚顔ぶりだ。虚偽の歴史認識を持ち出し、わが国固有の領土を強奪しようという意図が透けて見える。手をこまねいていたら、間違いなく尖閣諸島は中国の手に落ちるだろう。

 日本は、米国が「日米安全保障条約の適用範囲」と表明していることに意を強くしている。しかし、仮に中国が強硬手段に出てきた場合、米国は無条件で日本を支援してくれるのだろうか。事はそう簡単ではない。日本の政府も民間も、そのあたりを楽観視しすぎてはいまいか。

 日本政府が安堵(あんど)したのは、2年前のクリントン米国務長官の発言によってだ。尖閣諸島沖で、中国漁船が日本の巡視船へ衝突した事件直後の2010年9月、前原誠司外相(当時)とニューヨークで会談した長官は、尖閣諸島が日本の施政下にあるとの前提にたち、「(米軍の日本への防衛義務を定めた)日米安全保障条約第5条が明らかに適用される」と表明した。

米国がこうした見解を表明したのは、実は初めてではない

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