現在、地場メーカーの量販機種価格は約7000~8000ルピー(約1万1000~1万2600円)。マイクロマックスは、インドで販売されるスマホの平均価格が今年末までに200ドル(約1万9700円)を下回るようになるだろうと予測している。
さらなる低価格化が進むなか、地場携帯メーカー6社は米ソフトウエア会社「キューブ26」と提携。最先端技術の提供を受け、自社での製品開発費を抑えて価格競争に臨む方針だ。
IDCによると、2017年までにインドは米国を抜き、中国に次ぐ世界第2位のスマホ市場になると予測され、さらなる需要拡大が見込まれる。世界大手や地場を含めた携帯メーカー各社の競争が熾烈(しれつ)さを増していきそうだ。(ニューデリー支局)