【太陽の昇る国へ】安倍政権は日本をどこへ導くのか (2/3ページ)

2013.11.8 05:00

 もちろん、国家として、スパイ活動の防止などのために、外交や安全保障に関する機密は保持されてしかるべきですが、一方で恣意的な運用を防ぐための仕組みは必要だと思います。特定秘密の範囲や具体的な事例をしっかりと示すとともに、政府として説明責任を果たすことが重要でしょう。

 --安倍政権は、この法案について成立を非常に急いでいるとの見方もあります

 “軍国主義の復活”などと受け止められないよう、NSCも併せて、なぜこうした仕組みが必要なのか、国民に説明し、合意を取り付けるべきではないでしょうか。

 安倍政権には、集団的自衛権の行使容認を念頭に、日米同盟の強化に向けて、秘密保護法制の整備により米国と機密情報の共有を図ろうという思惑があるものと思います。そうであるならば、今回の制度創設が、国民の生命・安全や国益を守るためにいかに重要なのかについて、国民の理解を得るよう真摯(しんし)に説明すべきです。

 憲法改正においても、安倍政権は96条改正、すなわち改憲の発議要件の緩和という“からめ手”から入ろうとする動きも見られますが、どうも潔さに欠けているように思えてなりません。内閣支持率は高止まりしているのですから、安倍首相には、正面突破を期待したいですね。

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